電験3種 合格体験談 〜勉強方法について (勉強の順番や注意点など)〜

これから電験3種の勉強を始める方に向けて、私が電験3種に4科目一発合格した時の勉強方法について書かせていただきます。
これを読んでから勉強すれば合格確率間違いなく向上します!!笑
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
結論
私の勉強法は、以下の参考書を周回して勉強する事で合格する事ができました。
(1)電験3種の参考書4科目を3周する
(2)過去問10年分を2周+αを解く
※4科目参考書及び過去問題集の勉強に共通して
数学の不明箇所は専用参考書で補っていました






科目 | 参考書名称 | 周回数 |
---|---|---|
理論 | 【電気書院】電験3種Newこれだけシリーズ これだけ理論 | 3周 |
電力 | 【電気書院】電験3種Newこれだけシリーズ これだけ電力 | 3周 |
機械 | 【電気書院】電験3種Newこれだけシリーズ これだけ機械 | 3周 |
法規 | 【電気書院】電験3種Newこれだけシリーズ これだけ法規 | 3周 |
過去問 | 【電気書院】電験3種過去問題集 | 2周+α |
数学 | 【オーム社】 完全マスター電験三種受験テキスト電気数学 | 都度 |
(1)4科目の参考書を3周の内訳
4科目の参考書(理論、電力、機械、法規)を周回しました。
どのように周回したかと言うと・・・
・各科目を読むだけ。
・途中、書いてある事がわからなくても
考えないで読破だけを目標とした。
・問題も自分で解かない。解説を読むだけ
・範囲の確認を目的とした。
・最初から最後まで記載してある内容を
理解できるように努める
・例題も演習問題も自分で解き、
納得するまで勉強する。
・わからない箇所はネットで調べる。
・どうしてもわからない点は
飛ばして、未来の自分に託した。
・勉強方法は2周目と同じ
・後で復習できるように解けない問題に
印をつける
4科目参考書を勉強した順番
勉強した順番は以下の順です。
参考書1周目
まずは1周目の勉強順序です。
1周目の目的は勉強範囲の確認のみなので読むだけです。
参考書2周目
参考書2周目からは本格的に内容を理解していきます。
問題など1問ずつ解いていき、理解できるまで勉強する。
上記の順で各科目3周したら過去問を
着手しました。
(2)過去問10年分を解く
10年分の過去問を2周解き、+αとして解けなかった問題は復習として再度解きました。
私の過去問集の使い方以下の通りです。
・最初から最後まで自分で解く
・1問ずつ着手
(1問解いたらすぐにその問題を答合せ)
・制限時間(90分)を気にせず
納得のいくまで自分で考える
・解けない問題は4科目の参考書または
ネットで調べました。
・本番の意識して解く
・各科目ごとに解く
(1科目(理論等)終わったら答え合せ)
・制限時間(90分)を守る。
・2周のうち解けなかった問題を解く
・制限時間(90分)を気にせず
納得のいくまで自分で考える
・捨てる問題を決める
この勉強方法の注意点
私が実践した勉強方法には注意点があるので
ここに記載しておきます。
【1個目】:過去問着手時には参考書の内容を忘れている
私が実践した勉強法では確実に過去問着手時においては参考書の内容を忘れています笑
ですが、
過去問着手で参考書の内容を思い出す工程が一番実力が身に付く期間です。(辛い期間ではありますが・・・)
ここを踏ん張れば合格が見えてきます。
【2個目】:直前まで合格できる気がしない
電験3種は非常にボリュームがある試験です。
試験1ヶ月前?1週間前は合格できる気がしなく、心が折れそうになるかもしれません。
しかし、
試験の1〜2日前くらいでようやく「合格できない → 合格できるかも?」に気持ちが変わりますのでご心配なさらずに。

最後の最後まで諦めない!ことが重要です!
電験3種 受験時の自己採点
これまで説明してきた私の勉強方法でどれだけ本番で点数を取れたか紹介します。
科目 | 点数 |
理論 | 65点/100点 |
電力 | 90点/100点 |
機械 | 75点/100点 |
法規 | 75点/100点 |
私が受験した令和3年度の電験3種の合格基準は以下の通りでした。
・各科目100点満点で合格基準は各科目60点(60%)以上
また参考までに私が選択した選択問題を以下に列記します。
理論:問17 /機械:問17
まとめ
これまで私が電験3種に一発合格した時の勉強方法について記載させていただきました。
合格できる人はどんな勉強法でも最後まで諦めず、勉強を継続できる方だと思います。
電験3種は難しく、心が折れそうになる事が度々あると思いますが負けずと勉強を継続すれば必ず合格できると思います。
自身の可能性を信じて、合格できる事をお祈りいたします。
以上、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!