【電験ガチ勢の朝は早い】 これから勉強する方へ!勉強習慣の作り方をお伝えします。

電験三種の合格には一般的に約1,000時間の勉強時間が必要と言われ、7ヶ月〜1年程度勉強を継続しなければ合格できません。
よって電験合格には勉強習慣の構築が必要不可欠であり、最初の関門です。
勉強習慣ができれば必ず合格できます!
この記事では電験二種を合格した自身の経験に基づき勉強習慣の作り方について記載します。
結論
私がオススメする勉強習慣構築は以下の通りです。
①家に勉強専用のスペースを作ろう
②毎日勉強する事を公言しよう
③朝早起きして勉強しよう
④勉強習慣は3週間毎日継続するとできる
順を追って説明していきます。
①家に勉強専用のスペースを作ろう
勉強習慣の構築の第1歩は環境を整えることからです。
多くの方は家を休息の場としており、作業や勉強する場所ではないと思います。そんな状況から、家にある食卓などを使っていざ勉強を始めようと思っても、勉強は続きません。
なぜなら家は休息の場として脳に刷り込まれているので何かを頑張る場所と認識していません。
その為、意識せずとも休憩に走ってしまうのです。
※私自身環境を整える前までは勉強をしようと思っても、勉強始める前にAmazonプライムかYouTubeをみてしまい、結局1日勉強しない状況に陥ってました。笑
その状況は打開する解決策は
家に勉強専用のスペースを作成する事です。
以下に勉強専用のスペース作り方を説明していきます。
(1)勉強用に机と椅子を新調しよう
まずは勉強必需品である勉強専用の机と椅子を新規購入してください。
家にある物を転用すると休息する為の物という潜在意識が抜けず、絶対に勉強できません。立派な物でなくて良いので必ず勉強専用の机と椅子を購入してください。

私も電験3種の勉強始める前に机と椅子を購入しました。その時はいつ勉強しなくなるかわからなかったので、いつでも片付けられる折りたためるタイプを購入しました笑
参考までに購入したものを紹介します。
折りたたみデスク(もう販売していないようです・・・。)
(2)パソコンやテレビ等が見えないところに勉強スペースを作ろう
勉強専用の机と椅子を購入できたら
パソコンやテレビなど誘惑の根源が見えない位置に机を設置してください。
パソコンやテレビなどが見えると誘惑に負けて、いつの間にか勉強以外の事をします。(断言します)私もそうですが人は誘惑に弱く、少しでも楽しそう・楽な方に逃げてしまいます。その逃げ道をなくす為にも誘惑の根源であるパソコンやテレビ漫画などは机を設置した位置から見えないようにしてください。
【補足!】PC・タブレットなどの電子デバイスを使っての学習は勉強初心者にはオススメできない。〜電子デバイスは諸刃の剣〜
現在YouTubeで超わかりやすい電験の動画や持ち運びが便利な電子書籍がたくさん出回っていると思います。しかし、勉強習慣化できていない勉強初心者の方が学習の為にPC・タブレットなどの電子デバイスを使うの非常に危険です。
なぜなら勉強意欲を妨げる誘惑が電子デバイスに詰まっているからです。
勉強始める前や休憩にちょっとだけ動画を見ようと甘くみるとあっという間に1時間、2時間と時間が過ぎてしまい結局は勉強できずじまいに・・・という最悪のケースが生じます。そしてその連鎖が起きるとやる気がなくなり、「もう勉強しなくていいや」という気持ちになりかねません。
電子デバイスを使った勉強は学習効率を高め、合格に役立つ物で間違いありませんが一度誘惑に負けると学習時間がそこで吸われてしまう諸刃の剣なのです。
なので電子デバイスを使った学習は勉強習慣が構築できてからをオススメします。勉強習慣ができてしまえばたとえ誘惑に負けても勉強は継続できますので。(ゆーせい談)

(3)机の上には勉強道具を常に置いておこう
勉強机を段取りできたら次は勉強机の上の確認です。
勉強の妨げになる物は絶対に置かず、ペンや参考書など勉強に必要な物のみを置きましょう。そして椅子に座ったら即座に参考書を広げペンを持てるようにしておくことが重要です。ちなみに勉強道具をいちいち片付けるのはナンセンスです。出しっぱなしがベストです。
ハーバード大学の研究によると習慣化する為には取り掛かるの工程の20秒を短縮する事で習慣化しやすいとのことです。
なので勉強するまでの工程をなるべく少なくすることが習慣化のコツと言えます。
↓ちなみに私の勉強スペースはこんな感じです。
誘惑の根源が視界に入らない事と勉強道具が置きっぱなしがポイントです。

②毎日勉強する事を公言しよう
勉強できるの環境が出来た!・・・だけでは習慣化できるとは限りません。勉強机が埃が積もっているだけのただのお飾りにならないようにする為に次は行動に関する勉強習慣化のコツを紹介していきます。
(1)X(旧Twitter)で目標と勉強することを宣言しよう
目標や予定は公言した方が実現する確率が圧倒的に高まります。
なぜなら「嘘をついてはいけない」という人の感情を使うことで自分自身嫌でも目標に向けて努力せざるえない状況になるためです。
これは「パブリック・コミットメント」と言って心理学では有名なテクニックだそうです。

「パブリック・コミットメント」は下記の本にて勉強させて頂きました。ちなみにこの本は私の人生を変えた1冊なのでぜひ一読をオススメします!
騙されたと思ってX(旧Twitter)で目標と勉強することを宣言してみてください。 (Xでなくても他のSNSでも知人でもOK!)
繰り返しになりますが不思議と勉強しなくてはならないという責任感が湧き上がり、勝手に参考書を読み、問題をどんどん解き始めるでしょう笑。
このテクニックを使って私は勉強継続でき、電験3種を一発で合格することができました。
↓こんな感じで勉強前にX(旧Twitter)で勉強する事を毎日宣言してました。
(2)勉強仲間を作ってモチベを継続しよう
「学生の頃はテスト前だけでも勉強したのに今は全くできていない・・・」そう思う事はないでしょうか?
それは学生の頃は周りに一緒に勉強する友人がいたから勉強できたのです。次に社会人なると周りで勉強する人などほぼいません。つまり、人はその場の環境に合わせて生きるので、周りに勉強する人がいなければ自身も勉強できないようになっているのです。(強い信念があれば話は別ですが)
その上、社会人の勉強は仕事で疲れている中、誰かに褒められる訳でもご褒美を貰える事もなく、雨にも負けず風にも負けず、机に向かわなければなりません。そんな中「何故頑張るのか?」と自分に問い合わせると回答できず、心が折れる事も・・・。
そんな勉強を習慣化するのが難しい社会人には心の支えとなる勉強仲間が必要です!
なので勉強習慣の構築には強引でも勉強仲間を作らなければありません。
そこでオススメしたいのがSNSで勉強仲間を作る事です。特にオススメしたいSNSがX(旧Twitter)です。
事実X(旧Twitter)上では電験の頂きを目指すガチ勢が大勢います。その電験界隈では目指す者同士、支え合い、競い合い、時に情報を交換しており、モチベーションが継続できる場となっています。その電験界隈は受験者にとって最高な環境となっています。
先にあげた勉強宣言のポストができたらあなたは立派な電験界隈の人間です!素敵な勉強仲間が大勢待っていますので切磋琢磨して、合格に向かって頑張ってください!

私の経験上、勉強仲間を作るにはX(旧Twitter)が断然オススメです!
良かったら私のアカウントをフォ
③朝早起きして勉強しよう
これまで勉強習慣構築為の環境及び行動に関するテクニックをお伝えしてきました。
つぎに社会人が勉強すべき時間帯について自分の経験をもとに紹介させていただきます。
(1)朝早起きして勉強しよう
私が勉強を継続できたのは仕事終わりではなく、朝早起きして朝活したおかげです。
勉強を始めた頃の自分は仕事終わりに家またはマクドナルドで勉強する計画でした。
しかしそれは甘い考えでした。
仕事でクタクタに疲れている中、好きでもない勉強なんてできる訳がなかったのです。良くて椅子に座って寝てるあり様でした笑
新しいチャレンジは負荷がかかるので体が疲れている状況下では1日はできるかもしれませんが継続は絶対にできません。嫌いな勉強なんてなおさらです。
なので、勉強すべきタイミングは仕事が終わったあとではなくて、起床後の朝がベストです。起床後は体力が回復している為、不思議とテキパキと動け、負荷のかかる作業でも、嫌いな勉強でもササッと着手できます。その上、起床後は脳のゴールデンタイムと呼ばれ勉強効率が高いというオマケ付きです!
したがって、夜ダラダラと動画や漫画を見ていないでさっさと床に就き、早起きして勉強するのが勉強習慣構築の必須事項です。
注意事項として睡眠時間は削ってはいけません。早起きしても眠くては意味がありません。
早く寝た時間分、早く起きて勉強する。これが鉄則です。
早寝早起きが慣れてくれば出勤前の2時間を勉強に充てることも可能です。
ぜひ早起きを日常に取り入れ、勉強習慣を作りあげて下さい!

仕事から帰ってきても勉強せず、だらだら過ごす日々が続いていた時、1冊の本に出会いました。
「昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です: 明日が変わる大人の早起き術(小学館:井上皓史著)」
これを読んで私の人生が変わった事は間違いありません。
著者が勧める朝活を習慣化したおかげで、難関資格の電験3種を合格し、雲の上の資格だった電験2種までも一発で合格する事ができたのです。
この本は朝活の魅力・はじめ方・継続手法がわかりやすく記載されています。
なにより「朝活したくなる!」のがこの本の魔力です。
ぜひ本気で勉強習慣を作りたい人は一読をオススメします!!
(2)社会人は朝しか勉強する時間がない事に気づこう
上記に朝早起きこそが勉強習慣構築の必須事項と説明させていただきましたが実際の所、社会人が勉強する時間は朝しかありません。※仕事の昼休みに勉強できる方を除く
なぜなら、
- 仕事のお昼休みは業務の話が振られるかもしれません
- 仕事帰りは体が疲労困憊状態なので勉強できません
- 日中は仕事、家事・育児で勉強できません
よって残る時間は朝のみです。
早起きした朝は友人から遊びを誘われる事もなく、子供も寝てるので遊び相手をする必要もありません。よって1日の中で朝は誰にも邪魔されず、自分の好きな事ができる時間です。この貴重な時間が社会人に残された勉強できる唯一の時間です。勉強を習慣化させたいのであれば朝しかできない事実に気付き、早起きを日常に取り入れて下さい。

自身の経験上、朝がっつり勉強できた時はその日の充実感がすごいです!是非早起きして勉強する習慣を取り入れて下さい。
④勉強習慣は3週間毎日継続するとできる
次に勉強習慣は何日?何ヶ月でできる?そんな疑問にお答えします。
(1)3週間の継続で習慣化できる
結論:勉強習慣は3週間で出来ます。
たった21日間!毎日勉強する事で勉強習慣を手に入れることができます。
3週間継続できたあとは歯磨きと同じで勉強しないと気持ち悪くなります。
そのうえ勉強しないと罪悪感に襲われ、どこかで挽回しようと思うようになり、
習慣化できると、より一層勉強への執着が強くなります。笑

この3週間というのは行動心理学の「インキュベートの法則(21日間の法則)」を参考にしています。
(2)最初の3週間は死に物狂いで継続しよう
上記に勉強習慣の構築に必要な期間を述べさせていただきました。
ここでお伝えしたいのは
取り掛かりの3週間は死に物狂いで勉強を継続して下さい
大事な事はとにかく継続です。
- 仕事で疲れていても早起きして勉強して下さい
- この3週間だけは睡眠時間を削ってでも勉強して下さい
- この3週間はお酒を飲んではいけません
- いつもより早く寝て翌朝に備えて下さい
- 1分、1秒でも良いので机に向かって勉強して下さい
- 完璧を目指さず少しでもいいので勉強して下さい
- 参考書の内容なんて完璧に理解しなくて良いので勉強して下さい
勉強の取り掛かりは参考書の内容も全くわからない状況の上、慣れない勉強で非常に辛いと思いますが重要な期間ですので命を賭けて継続して下さい。
自転車も漕ぎ始めが一番力が必要です。それと同じです。
電動機も始動時に大きな電流が流れ、一番電力を必要としますよね。それと同じです。
何かにチャレンジする時はスタートが一番の労力が必要となるのです。

この非常に辛い3週間に耐えれば、あとは意識せずとも勝手に体が机に向かい勉強するようになります。そうなれば、電験3種やその他難関資格はほぼ合格できたような物です。
まとめ
これまで私が使った勉強を習慣化のテクニックを紹介させていただきました。
まとめると
- 家に勉強専用のスペースを作ろう
- 毎日勉強する事を公言しよう
- 朝早起きして勉強しよう
- 勉強習慣は3週間毎日継続するとできる
これらは勉強習慣が全くなかった自分でもできた習慣化のテクニックです。
しかし、人それぞれ向き不向きがあると思いますので自分なりにアレンジしてみるともっと効果的かもしれません。
この勉強習慣すなわち自己研鑽の習慣は一生物であり自分の宝になると思いますので、是非とも勉強の習慣化にチャレンジして下さい!
以上、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!