電験1種2次試験の対策 【私が行った勉強方法を整理しました】
私は令和7年度の試験にて前年の電験1種2次試験不合格のリベンジを果たし、電験1種を合格することができました。
その電験1種2次試験を合格できた私の経験を基に電験1種2次試験対策として私が行った科目の勉強実績を整理しました。
これから1種を受験する!興味がある!方は是非最後まで読んでいただけたらと思います。
(はじめに)2次試験対策用の参考書について
電験1種2次試験用に用意した参考書
私が電験1種2次試験用に用意した参考書類は以下の通りです。
| 参考書名称 | 備考 | |
| 過去問 対策 | 書籍版 電験王 電験1種二次試験 過去問徹底解説 | |
| 電気書院 電験1種模範解答集 | ||
| 電気書院 電気計算 2025年2月号 | 令和6年度 過去問解説 | |
| 電力・管理 対策 | オーム社 徹底攻略 電験一種 二次試験 電力・管理 | |
| 機械・制御 対策 | 森北出版 演習で学ぶ現代制御理論 | |
| 調べものに 使ったもの | 電気書院 これだけは知っておきたい電気技術者の基本知識 | |
| 電気書院 これも知っておきたい電気技術者の基本知識 | ||
| 電気書院 これも×2知っておきたい 電気技術者の基本知識 |
これに加えて、電験1種1次試験、電験2種、電験3種などで使用した参考書もちょこちょこ使って勉強していました。

私が電験1種1次試験、電験2種と3種で使用した参考書を知りたい方はこちらのリンクから↓!
メインで使ったのはやっぱり電験王!
色々用意しましたがメインで使ったのが電験王さんの「書籍版 電験王 電験1種二次試験 過去問徹底解説 」です!
こちらの過去問集は市場で売られてる電験1種2次試験用の過去問集の中でも収録過去問数が多く、解説が分かりやすいです。そしてなにより、私が気に入っている点はその構成です。
その構成というのは・・・・問題1問に対し、①過去問問題文→②ワンポイント解説→③解答解説の順となっており、すぐに解答解説が記載されていないのが私の好きな点です。

私は問題文のすぐ後ろに解答解説が来ると、問題文を読んでいる最中に解答が視線に入ることがあります。
その結果、頭に入ってしまった解答に誘導されるように、頭を使わずに解いてしまい、少し学習効率が落ちている様な気がして嫌なのです。
また、ワンポイント解説も素晴らしく、問題を解く上で必要な知識が凝縮されております。その上、解答解説はもちろん丁寧で分かりやすく、計算式も手抜きなく記載されています。
ざっと私の好きな点を述べさせていただきましたが、これらの点から電験王さんの「書籍版 電験王 電験1種二次試験 過去問徹底解説 」をオススメできる理由となります。

このブログに辿り着いている方で電験王さんを知らない方はいないと思いますが、改めて説明させていただくと「電験王」は神です。
記載されている過去問の量が多い上に丁寧な過去問解説はもちろんの事、図や漫画を使った補足説明が充実していてすごいです。
そんな非の打ち所がない電験王は電験合格の3種の神器の1つです。
ちなみに・・・・
電験合格の3種の神器の他2つは「電卓」と
「電験ブログbyゆーせい」となっているはず。
電験1種 2次試験「電力・管理」の対策
私が行った「電力・管理」の対策は以下の通りです。
過去問15年分を4周する!
私は「書籍版 電験王 電験1種二次試験 過去問徹底解説」、「電気書院 電験1種模範解答集 」や「電気書院 電気計算 2025年2月号」を使って直近過去問15年分(令和6年〜平成22年)を4周を行いました。
上記の過去問集の他に補足として、「これだけは知っておきたい電気技術者の基本知識」であったり、これまでの資格試験用に購入した参考書類を使ったり、インターネットで調べていました。
「徹底攻略 電験一種 二次試験 (電力・管理)」に救われた!
最初は辞書代わりに使おうと購入した「(オーム社)徹底攻略 電験一種 二次試験 電力・管理」ですが、勉強するにつれて私は過去問15年分では足りない!と考えたので、本書の直近過去問15年分を除く問題を2周しました。
その2周の内訳は・・・・
「1周目は読むだけ、2周目はしっかりと解く。」
というやり方で勉強しました。
私はこの徹底攻略を使って勉強して本当に良かったと思います。
なぜなら徹底攻略に記載されている過去問の類題が令和7年度試験に出題されたからです。私は過去問を15年分周回しましたがそれだけでは足りませんでした。それ以上に昔の過去問を振り返る必要があったのです。

私の認識では電力・管理の令和7年度試験の問1と問4は直近15年よりも古い過去問の類題であったと思います。
この徹底攻略にはその過去問が収録されていたので試験本番で点数が取れて本当に救われました。
「電力・管理」で捨てた項目
私が電験1種2次試験の「電力・管理」で捨てた項目は以下の通りです。
①原子力発電
原子力発電は直近15年の2次試験の過去問には出題されず、徹底攻略においては1問しか記載がないので本番には出題されないだろうと考えて勉強しませんでした。事実令和7年度試験では出題されませんでした。
②ニュートン・ラフソン法
複雑でよくわからないので捨てました。問題にヤコビアン行列とか難しい事が書いてあるので遠ざけました。数学が難しそうなので拒絶しました。その上、2次試験において令和3年度試験しか出題されていない用に思えたので勉強しませんでした。
③火力発電の燃料の燃焼と理論空気量の問題(化学の問題)
具体的に言うと平成26年度の問1の問題です。私はこれまで電験3種、エネ管、電験2種、1種と勉強してきましたが化学の問題は一切分かりません。勉強しても得点できないと思い、捨てました。
電験1種 2次試験「機械・制御」の対策
私が行った「機械・制御」の対策は以下の通りです。
過去問15年分を4周する!
私は「電力・管理」同様に「書籍版 電験王 電験1種二次試験 過去問徹底解説」、「電気書院 電験1種模範解答集 」や「電気書院 電気計算 2025年2月号」を使って直近過去問15年分(令和6年〜平成22年)を4周を行いました。
上記の過去問集の他に補足として「これだけは知っておきたい電気技術者の基本知識」であったり、これまでの資格試験用に購入した参考書類を使ったり、インターネットで調べていました。
機械・制御は直近過去問15年分でいける?
私は「電力・管理」では徹底攻略を購入しましたが、「機械・制御」では購入しませんでした。
なぜなら、
機械・制御はほぼ計算問題である上に類似の問題が多く、電験2種レベルの問題にひねりを入れた応用問題が主体となっています。なので電験王さんの過去問解説や2種レベルの参考書で十分対応できると感じました。
しかしながら、当然電験1種ならではの問が出てきます。それは・・・
①突極形の同期機
突極形同期機ならではの横軸同期リアクタンスや直軸同期リアクタンスの考え方を覚えねばなりません。こちらは過去に令和5年と令和3年に出題されており、電験王さんの過去問解説がとても分かりやすくて、これだけで対策可能です。
②現代制御
2種でも出題されたことのある現代制御ですが、1種では出題頻度が高くしっかりと対策しなければなりません。1種からの概念である「可制御性」と「可観測性」を求めるにあたり、「rank U」または「det U」とか初見の数学を覚える必要性が出てきますが、こちらも電験王さんの過去問解説が分かりやすいので、これだけ周回すれば十分に対策できます。(私は現代制御の専門書を購入しましたがほとんど使いませんでした・・・。)

ここまで電験1種の「機械・制御」は過去問直近15年分で対策可能!
と豪語していますが、後述する私の「機械・制御」の自己採点は34.5点(57.5%)でした/(^o^)\
※合格ラインの60%は36点です(;´Д`)
「機械・制御」で捨てた項目
私が電験1種2次試験の「機械・制御」で捨てた項目は以下の通りです。
①パワーエレクトロニクス (整流回路とチョッパ回路を除く)
電験1種ではパワーエレクトロニクス(通称:パワエレ)もしっかり勉強したつもりです。しかし、パワエレは難しい!私が全てを理解することはもちろんできませんでした。
なので勉強終盤にて、電験1種のわりには計算量が比較的少ない整流回路とチョッパ回路以外は捨てました。
電験1種 2次試験の自己採点
電験1種 2次試験の自己採点
これまで説明してきた私の勉強方法で本番でどれだけ点数を取れたか紹介します。
| 科目 | 点数 | 備考 |
| 電力・管理 | 82点/120点 (68.3%) | 甘め採点 |
| 機械・制御 | 34.5点/60点 (57.5%) | |
| 合計 | 116.5点/180点(64.7%) |

試験直後は手応え微妙と思っていましたが、こうして自己採点すると、予想以上に点数が取れていることに驚きです。
※私が受験した令和7年度の電験1種2次試験の合格基準は以下の通りでした。
2次試験は電力・管理120点、機械・制御60点、合算180点満点で
合格基準は電力・管理と機械・制御の合計が108点以上かつ各科目ともに平均点以上
電力・管理の自己採点
【合計:82点】、以下内訳
問1 (1):5点(2):10点(3)0点【小計:15点】
問2 (1):6点(2):6点【小計:12点】
問4 (1):6点 (2):6点 (3):6点 (4):6点 (5):6点 【小計:30点】
問6 (1):10点(2):15点【小計:25点】
機械・制御の自己採点
【合計:34.5点 】、以下内訳
問1 (1):6点 (2):0点 (3):6点 (4):0点 (5):0点【小計:12点】
問2 (1):7.5点(2):7.5点(3):7.5点 (4):0点 【小計:22.5点】
終わりに
これまで述べてきた勉強方法で私は電験1種を合格することができました。
私が行った勉強法は遠回りで、意味のないこともやっているかもで非効率な勉強法だったかもしれません。
けれども、この非効率な勉強法でも勉強を継続したから合格が勝ち取れたのだと思います。
これから電験1種合格を目指す方は自分を信じて諦めず勉強を継続していただけたらと思います。
そうすれば必ず努力が実を結ぶことになると思います!
継続は力なりです!!
以上、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
