電験二種 オススメ参考書(電気数学編)
電験二種と電験三種では大きく異なるのは
数学のレベルだと思います。
この情報を勉強スタート前に仕入ていたので、
電験二種の勉強は数学から着手しました。
結果、無事に1次試験及び2次試験に
一発合格できました。
私の経験より、電験二種受験に向けた
オススメの電気数学の参考書を紹介します。
オススメ参考書 電気数学
早速結論ですが
私がオススメする電気数学の参考書は
電気書院さんの「電験2種 数学入門帖」です。
電験二種向けの参考書となっており、
合格までに必要な電気数学をが纏まっています。
オススメ理由
本書のオススメ理由を以下に列記します
(1)電験二種の数学範囲を明示している
電験三種と電験二種の数学範囲の違いを
明示しているので、受験者がどこを
新たに勉強すれば良いか解り、
学習効率が上がる。
(2)電験二種に必要な範囲のみ学習できる
電験二種には出てこない難しい問題等は
本書にはでてきません。
二種に必要とされている数学のみを
記載されている。
また、学習の重要ポイントとして
重要パターン(頻出)の
公式も整理されているので試験直前の
復習にも最適である。
(3)公式が整理されていて辞書の様に使える
章末に公式が整理されている為、
電験二種勉強中に振り返りやすくなっている
掲載されている問題数も多い為
過去問等の勉強の際、数学でつまづいた時に
解法の役に立てます。
(4)電験二種から必要となる分野を基礎から
学べる
電験二種では微分・積分・微分方程式が
新たな分野です。
本書では微分積分とは何か?から始まるので
初学者でも数学から長い間離れていた方でも
勉強しやすい構成となっています。
(5)電験学習指導を長年行った著者の経験から
受験者のつまづく点を考慮されてある。
位相の遅れ進みや微分法の最大・最小などの
理解に苦しむ(私にとって笑)点等も
丁寧に解説されています。
注意事項
注意事項として本書には
微分方程式を定常解と過渡解を求め、
そこから答えを導き出す解法の記載がありません。
※ラプラス変換の良さを説明する際に
その定常解と過渡解から求める解法の
手順がありますが、
ちょっとの記載しかなく、勉強する上では
情報量が少なすぎます。
電験二種ではラプラス変換をマスターすれば
合格レベルに達しますが、微分方程式を
定常解・過渡解から答えを出したい方には
向いていないかもしれません。
個人的には絶対ラプラス変換で解答する事を
オススメします。
まとめ
電験二種合格の実績を持つ
私からオススメする参考書は
電気書院さんの「電験2種 数学入門帖」です。
本書は電験一種勉強中の時でも、
大変役に立つ参考書になっています。
また、本書は電験受験者にとってはお馴染みの
「これだけシリーズ」の著者石橋先生が
書かれたものです!
これだけシリーズ愛用者の私にとっては
不思議と内容がスッと入ってきた記憶があります。笑
本書は内容もわかりやすく電験二種受験者の
必需品だと思いますので
ぜひ参考にして頂けたらと思います。